レチノールで皮剥けしたら保湿ケアを念入りに!対処法を徹底解説

レチノールで皮剥けしたら保湿ケアを念入りに!対処法を徹底解説

レチノールを使用していると皮剥けすることがありますが、一時的なもので時間が経てば治まるためご安心ください。
ただし、皮を自分で無理に剥かないよう注意が必要です。
本記事では、レチノールで皮剥けする原因と対処法、皮剥け時のメイクなどについて解説しています。
レチノール使用中の皮剥けに悩まされている方は、ぜひ参考にしてみてください。
 

レチノール使用中はA反応により皮剥けする場合がある

レチノールの使い始めは、A反応により肌が皮剥けする場合があります。

A反応とは、ビタミンA不足の肌に対し、多くのビタミンAを急に補給した際に起こるものです。

レチノールによってビタミンAが補給されると肌のターンオーバーが促進され、古い角質が剥がれ落ちます。

ビタミンA不足の肌で皮剥けが起こりやすい原因は、肌のターンオーバーが乱れており、古い角質が長期間肌表面に留まっているからです。

乾燥肌や敏感肌の方は水分・油分不足が原因で肌機能が低下しており、A反応が起こりやすい傾向にあります。

しかし、A反応は肌がビタミンAに慣れると自然に治まるため、過度の心配は不要です。

肌にビタミンAを補給したいものの皮剥けが不安な方は、医薬品ラインのものではなく化粧品ラインのレチノールを選びましょう。

医薬品ラインのレチノールやトレチノインと比較すると、化粧品ラインのレチノールはA反応が起こりにくい傾向にあります。

ただし、化粧品ラインのレチノールでも、濃度や肌質や体調などによっては皮剥けする場合がある点に注意が必要です。

 

高濃度なレチノールほど皮剥けが起こりやすいため、皮剥けが不安な場合は化粧品ラインの低濃度レチノールから使い始めましょう。

 

レチノール使用中に皮剥けしたら保湿ケアを念入りに!

レチノール使用中の皮剥けは、A反応により肌が乾燥することも原因のため、保湿ケアを念入りに行いましょう。

保湿力が高く、皮剥けのケアに適した成分を次にまとめました。

  •  セラミド
  • ヒアルロン酸
  • コラーゲン
  • ヘパリン類似物質

 

皮剥けを改善する目的で取り入れるなら、肌荒れをケアする作用があるナイアシンアミドもおすすめです。

レチノールとナイアシンアミドを併用すると、皮剥けが軽減されると期待できます。

スキンケアを行う際は化粧水のみで済ませず、必ず乳液や保湿クリームを使用して油分も補いましょう。

乳液や保湿クリームで肌にフタをしないと、せっかく化粧水で水分を与えてもすぐに蒸発してしまうからです。

スキンケアにレチノールを取り入れる際は、肌への刺激を緩和するためにもスキンケアの最後に使用しましょう。

 

ただし、商品により使用する順番が異なる場合もあるため、パッケージに記載されている使用方法をきちんと確認することが大切です。

 

レチノールによる皮剥けが気になる場合の対処法

レチノールによる皮剥けが気になる場合の対処法は、次のとおりです。

  • レチノールの使用頻度を落とす

  • レチノールの濃度を下げる

  • 皮剥けした箇所が我慢できないほど痛い場合はレチノールを塗り続けるのはNG!

 

それぞれ詳しく解説します。

 

レチノールの使用頻度を落とす

皮剥けや肌のヒリヒリ感が気になる場合は、レチノールの使用頻度を週1程度に落としてみましょう。

使用頻度を落とすことで、レチノールによる刺激も軽減されると期待できます。

肌がビタミンAに慣れてA反応が出にくくなってきたら、週2・週3と少しずつ使用頻度を上げてみましょう。

 

レチノールの濃度を下げる
皮剥けが気になる場合は、使用するレチノールの濃度を下げてみましょう。

低濃度のレチノールを使用し、少しずつ肌の中にレチノール受容体を増やしていくと、A反応が起こりにくい傾向にあります。

一旦0.01~0.1%程度の低濃度レチノールに変更し、皮剥けが治まったら必要に応じて徐々に濃度を上げましょう。

なお、化粧品ラインのレチノールは濃度0.3%以下、医薬品ラインのレチノールは0.5%ほどが一般的です。

1.0%以上の高濃度レチノールは皮剥けが起こるリスクが高いため、肌がビタミンAに慣れていない方にはおすすめできません。

 

皮剥けした箇所が我慢できないほど痛い場合はレチノールを塗り続けるのはNG!

皮剥けしていても基本的にはレチノールを使用できますが、次に当てはまる場合は使用を中断しましょう。

  • 皮剥けした箇所があまりにも痛い

  • 肌に亀裂ができるほど皮剥けしている

  • 症状が長く続いている

  • 肌に血が滲んでいる

  • 皮剥けした箇所がひどくしみる

  • 肌の赤みがひどい

 

上記に当てはまる場合、A反応以外で肌トラブルが起きている危険性があります。

速やかに医療機関を受診し、適切な処置を受けましょう。

 

レチノールによる皮剥けでメイクが浮く場合の対処法

レチノールによる皮剥けでメイクが浮く場合の対処法は、次のとおりです。

  • スキンケアで肌をしっかりと保湿する

  • 化粧下地は保湿力が高いものを選ぶ

  • ファンデーションは油分量が多いものを選ぶ

  • 化粧直しの際は油分配合のしっとり系ローションミストを使用する

 

上記を押さえておけば、皮剥けしている状態でもメイクが浮きにくい傾向にあります。

 

スキンケアの際はパックも使用すると、ファンデーションを乗せたときに皮剥けが気になりにくいためおすすめです。

ファンデーションはリキッドタイプやクリームタイプ、美容液が配合された高保湿タイプなどを選びましょう。

 

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外出先で皮剥けしてしまった場合は、バームやリップクリームやワセリンでのカバーがおすすめです。

皮剥け部分に優しく押し当てて指の腹でやさしくなじませると、皮剥けが目立たなくなります。

ただし、付けすぎるとファンデーションがムラになるため注意が必要です。

 

敏感肌でも安心!皮剥けしにくい低刺激レチノール

 

敏感肌でレチノールによるA反応が不安な方には、ドクターオラクルの低刺激レチノール「レチノタイトニングシリーズ」がおすすめです。

韓国の皮膚科専門医が開発した敏感肌向けレチノールで、次世代レチノールのヒドロキシピナコロンレチノアートを採用しています。

ヒドロキシピナコロンレチノアートは、刺激安定性が改善されたレチノイド成分で、肌への刺激を軽減しつつ高い効果が期待できる点が特長です。

肌荒れをケアするナイアシンアミドに加え、保湿成分のヒアルロン酸Naも配合しており、レチノールによる皮剥けが起こりにくい傾向にあります。

さらには、鎮静成分のグリチルリチン酸2K配合のうえに皮膚科医テスト済みで、肌トラブルが起きやすい方でも比較的安心して使用可能です。

レチノール濃度はアンプルが0.1%、クリームは0.05%と低めで、現在使用しているレチノールの濃度が高く皮剥けした方にも適しています。

いずれも全顔に使用可能ですが、顔全体にさっとなじませたい場合はアンプル、目尻やほうれい線などにピンポイントで効かせたい場合はクリームがおすすめです。

レチノールによる皮剥けが心配な方や肌が弱い方は、濃度の低いクリームから試してみましょう。

皮剥けしにくい低刺激レチノールをお探しの方は、ぜひ検討してみてください。

 

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レチノールによる皮剥けに関するQ&A

レチノールによる皮剥けに関する、次の疑問への回答をまとめました。

  • レチノールの皮剥けは効果が出ている証拠?

  • レチノールの皮剥けは使用開始から何日後に起こる?

  • レチノールで皮剥けする期間はどのくらい?

  • レチノールの皮剥けが気になる…自分で剥いてもいい?

 

自身の悩みに合う内容がある場合は、ぜひ参考にしてみてください。

 

レチノールの皮剥けは効果が出ている証拠?

レチノール使用中の皮剥けはA反応によるものですが「A反応が起こる=効果が出ている」ではありません。

皮剥けがひどい場合は我慢せず、肌状態に合わせて使用頻度や濃度を調整しましょう。

反対に、A反応が起こらないとレチノールの効果がないわけではないため、安心してください。

肌にビタミンAが足りている方やレチノールに慣れている方は、A反応が起きにくい傾向にあります。

 

レチノールの皮剥けは使用開始から何日後に起こる?

レチノールを使い始めて数日から6週間ほどの間に、皮剥けが起こるケースが一般的です。

ただし、A反応の出方には個人差があるため一概には言えません。

早い場合は、レチノールを塗ってから1〜5日ほどでA反応が起こります。

 

レチノールで皮剥けする期間はどのくらい?

レチノールで皮剥けする期間には個人差がありますが、水分量が多く肌状態がよい場合は2〜3日、平均的には1〜2週間ほど症状が続きます。

一方、長い場合は3〜6週間ほど続くケースもあるため、大事な予定が入っている方は注意が必要です。

 

レチノールの皮剥けが気になる…自分で剥いてもいい?

レチノールによる皮剥けが気になる場合でも、自分で剥いてはいけません。

皮を自分で無理やり剥くと、肌の角質を削りすぎてしまうからです。

肌のバリア機能低下や肌内部の傷、シミや色素沈着の原因になるため、皮剥けが自然に剥がれるまでそっとしておきましょう。

肌をしっかりと保湿すると、皮剥けが気になりにくくなります。

 

レチノールによる皮剥けは自然と治まる!保湿ケアに力を入れよう

レチノール使用中の皮剥けはA反応によるもので、肌がビタミンAに慣れると自然に治まります。

皮剥けしたら保湿ケアを念入りに行い、肌状態に応じてレチノールの濃度や使用頻度を落としましょう。

症状が長く続く場合や皮剥けした箇所が我慢できないほど痛い場合は、レチノールの使用を中止し、医療機関を受診してください。

レチノールによる皮剥けが不安な方には、A反応が比較的起こりにくい低刺激レチノールがおすすめです。

ドクターオラクルのレチノタイトニングシリーズは、刺激安定性が改善された次世代レチノール「ヒドロキシピナコロンレチノアート」を配合しています。

皮剥けケアに適した成分であるナイアシンアミドとヒアルロン酸Naも配合で、レチノールによるA反応が心配な方にこそおすすめです。

 

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